人獣共通感染症連続講座(山内一也)(第123回 ) 2001.10.16
第117回, [ BSE(狂牛病) 清浄化のための国際的枠組み]の一部修正
上記の講座のうち、1カ所に大事な点で翻訳ミスのあることが読者の方
からの指摘で気がつきましたので、修正をお願いします。
(1) BSEの状態:判定の基礎
1.1 BSE発生にかかわる危険要因と歴史的観点からのリスク評価
2行目:「汚染の可能性のある肉骨粉、獣脂の輸入」
「汚染の可能性のある肉骨粉、脂かすの輸入」に修正してください。
ついでにレンダリングの工程を簡単にご説明します。くず肉(offal)を加熱
処理して獣脂(tallow)と脂かす(greaves)に分け、脂かすから肉骨粉(meat
and bone meal)が作られます。
英国家畜衛生研究所でプリオン不活化の研究一途に過ごしてきたDavid
Taylorが、レンダリングのパイロットプラントで行った実験の結果、どのよ
うな方式でも肉骨粉にはスクレイピーの感染性が残りましたが、獣脂の
方はすべて陰性です。したがって、獣脂からの汚染はないとみなされてい
ます。
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